Tシャツの「オンス」とは?透けない厚さの目安とおすすめの選び方
投稿日:2025-10-30
更新日:2025-10-31
Tシャツを作るときに目にする「オンス」。この「オンス」って一体何?と思ったことはありませんか。
この「オンス」を理解すれば、透けない厚さや用途に合った最適なTシャツを選べるようになります。
今回は、オンスの基礎知識から透けない目安、さらにおすすめ商品まですべてわかりやすく解説します。クラスTシャツや部活ユニフォーム、企業イベント用のTシャツ選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
Tシャツの「オンス」は生地の厚みを表す単位
オンス(oz)とは、1平方ヤードあたりの生地の重さを示す単位のことです。 ※1平方ヤード(約0.84平方メートル)あたり約28.35グラムに相当します。 数字が大きくなるほど生地が厚く、重くなる仕組みになっています。
たとえば、5オンスは薄手で軽い生地、6オンスは標準的な厚み、7オンス以上は厚手でしっかりした生地と考えるとわかりやすいでしょう。
オンスの厚さのイメージは、以下のとおりです。
<オンスの使用感と用途の違い>
| オンス | 厚さ | 特徴 |
|---|---|---|
| 4~5オンス | 薄手 | 軽くて涼しい、夏のインナーやイベント用に最適。 ただし透けやすい。 |
| 5~6オンス | 標準 | 軽すぎず重すぎない最も一般的な厚さ。1枚で着られる。コスパ◎! |
| 6オンス以上 | 厚手 | 透けにくく高級感あり、長持ちしやすい。秋冬や1枚着に最適 |
透けないTシャツを選ぶなら?オンスの目安を解説

透けないTシャツを選びたいなら、オンス数と色の組み合わせを理解することも大切です。 ここからは、透ける・透けないの境界線や色による違い、男女での気になるポイントまで詳しく説明します。
透ける・透けないの境界線は6オンス前後
白や淡い色のTシャツの場合、5〜6オンス以下の生地は下着や肌が透けやすくなります。透け感が気になる場合には、6オンス以上の生地がおすすめです。
<参考>

ただし体育祭や運動部など、速乾性を重視したい場合は少し薄めのドライ生地もおすすめ。生地が多少薄くなるため透け感は出ますが、通気性が高く着心地が良いです。
<参考>

素材によって厚みや着心地が変わるため、用途に合わせて選ぶのがよいでしょう。
色によって透け感が変わる
同じオンス数でも、Tシャツの色によって透け方が変わります。 白や淡いパステルカラーは透けやすい色なので、厚手の生地がおすすめ。6オンス以上であれば安心です。
<参考>

一方、ネイビーや黒、濃いグレーなどの濃色は、薄手でも比較的透けにくいのが特徴です。5オンス前後でも問題ない場合が多いでしょう。
ただし、オンス(生地の厚さ)によってTシャツの素材が変わるので、費用も異なります。予算と透け感のバランスを考えながら、色と厚さの組み合わせを工夫してください。
男女で気になる透け感も違う
透け感は、男女によっても意識が異なるため注意が必要です。
女性の場合、インナーが透けるのを避けたいという声が多いため6オンス以上がおすすめ。特に白や淡色のTシャツを選ぶ際は、厚めの生地を選ぶと安心して着られます。
男性の場合は透け感が気にならない方もいますが、体のラインや肌色が透けるのを気にする方もいます。女性同様、6オンス以上であれば筋肉のラインが目立ちすぎたり、肌の色が透けて見えたりするのを防げるでしょう。
男女問わず安心して着られる厚さを選ぶなら、6オンス以上を基準にするのがおすすめです。
Tシャツの用途別おすすめオンス数

オリジナルTシャツを作るときは、使う場面に合わせてオンス数を選ぶことが成功の鍵です。
イベント、学校行事、企業用など、それぞれの用途に適した厚さがあります。ここでは具体的なシーン別に、最適なオンス数を紹介していきます。
イベント・学園祭向け:4~6オンス前後が定番
1日限りのイベントや学園祭には、4〜6オンス前後のTシャツが定番!コストを抑えられるため、大量に作る場合でも予算内に収まりやすいでしょう。
軽くて動きやすいので、夏でも快適に過ごせるのがメリットです。透け感が気になる場合は、濃い色を選ぶか下着に配慮することをおすすめします。
短期間のイベントで着る分には十分な品質なので、コストパフォーマンスを優先したい方に向いています。
体育祭・部活ユニフォーム向け:5~7オンス台が安心
体育祭や部活のユニフォームには、5〜7オンス台がおすすめです。 ドライ生地のTシャツなら、薄めで速乾性が高いうえ、綿素材よりも価格が安い傾向にあります。
機能性を重視する場合は5オンス程度のドライ素材、透けにくさを重視するなら6〜7オンスの綿素材がよいでしょう。
企業ノベルティ・スタッフユニフォーム向け:6オンス以上がおすすめ
企業のノベルティやスタッフユニフォームには、6オンス以上が適しています。高級感があり、企業のイメージアップに貢献する品質の高さが魅力です。
長期間の使用に耐える耐久性があるため、スタッフが毎日着ても安心。透けない厚さなので、スタッフが快適に着用できる配慮にもなります。
お客様の前に立つスタッフが着るものは、品質にこだわることが望ましいです。企業の顔となるユニフォームやノベルティとしても、存在感を大事にしたい場合はしっかりした厚みを選びましょう。
透けないオリジナルTシャツのおすすめ商品3選【EMIMORE】

ここからは、EMIMOREで人気のTシャツを3つ紹介します。 実際の商品イメージを持ちながら、最適な1枚を選んでください。
プレミアムTシャツ(5942)ー6.2オンス

- 特徴:しっかりした厚みで透けにくい、コスパと品質のバランスが良い
- おすすめシーン:クラスTシャツ、部活ユニフォーム、企業イベント
- カラー:37色(豊富)
6.2オンスのしっかりとした丈夫な生地に、首回りは伸びにくいダブルステッチを採用したプレミアムTシャツです。細部までこだわりを持って作られており、透けにくくコストパフォーマンスと品質のバランスが良いのが特徴です。
カラー展開は37色と豊富!クラスTシャツや部活ユニフォーム、企業イベントなど幅広いシーンで使いやすい仕様になっています。 着心地も良く、洗濯を繰り返しても型崩れしにくいため長く愛用できますよ。
▼商品ページのリンク
https://emi-more.com/products/detail/131
スーパーヘビーTシャツ(148HVT)ー7.4オンス

- 特徴:かなり厚手で高級感あり、耐久性抜群
- おすすめシーン:長く使いたいスタッフユニフォーム、秋冬イベント、オリジナルブランド立ち上げ
- カラー:16色
7.4オンスの厚みのある生地が魅力のスーパーヘビーTシャツです。 しっかりとした生地に合わせて首リブ部分も二本針縫製なので、ハードな使用にも耐えられます。
かなり厚手で高級感があり、耐久性も抜群なのが特徴!スケボーやダンスシーンはもちろん、ストリート風にオシャレなプリントをして着こなせるおすすめのアイテムです。
長く使いたいスタッフユニフォームや秋冬イベント、オリジナルブランドを立ち上げたい方に向いています。
▼商品ページのリンク
https://emi-more.com/products/detail/94
極厚ビッグシルエットロングスリーブTシャツ(4422)ー9.1オンス

- 特徴:最高レベルの厚み、トレンドのビッグシルエット、長袖で秋冬に最適
- おすすめシーン:オリジナルアパレル、バンドグッズ、こだわりのチームウェア
- カラー:6色
9.1オンスという最高レベルの厚みを持つ、ビッグシルエットのロングスリーブTシャツです。超極厚の生地は、大きめのサイズを着てもだらしなくならないシルエットになっています。
トレンドのビッグシルエットで、長袖なので秋冬に最適な1枚!透けない厚さとおしゃれさを両立させたい方にぴったりでしょう。
会社のユニフォームやイベントのオリジナルユニフォームとしてもおすすめ。オリジナルアパレルやバンドグッズ、こだわりのチームウェアを作りたい方に最適な商品です。
▼商品ページのリンク
https://emi-more.com/products/detail/102
オンス選びで失敗しないための3つのポイント

オリジナルTシャツを作るときの3つのポイントは以下のとおりです。
- 使用シーンを決める
- 予算とのバランスを考える
- 実物を試す
それぞれ詳しく解説します。
使用シーンをはっきりさせる
第一に考えてほしいのが「用途」です。 1日だけのイベントなのか長く着るものなのか、そのTシャツをどこでどのように使うかで適した厚さは変わります。
- 着用場所(室内・屋外)
- 季節
- 活動量(動きやすさ)
これらを明確にすると、自然とオンス数が決まってきます。 たとえば夏の屋外イベントなら薄手、秋冬の屋外活動なら厚手といった具合です。厚さとカラーの両面から検討するのがよいでしょう。
予算とのバランスを考える
厚手のTシャツほど単価は上がる傾向があるため、予算との兼ね合いも考慮が必要です。大量発注する場合は、薄手を選んでコストダウンするのも選択肢の一つでしょう。
ただし、あまりに薄すぎると透けや耐久性で後悔する可能性があります。品質を重視するのかコストを重視するのか、優先順位を明確にすることが望ましいです。
長く使うものなら多少予算を上げても厚手、短期イベントならコスト優先の薄手など、メリハリをつけましょう。
サンプルで実物を確認する
オンス数の参考として解説しましたが、実際の厚みや着心地は完全にはわかりません。実際に触って厚みを確認するのが、失敗しない最も確実な方法です。
EMIMOREではサンプルとして3枚まで貸し出しをおこなっているため、実物を手に取って比較できます。複数のオンス数を取り寄せて比べることで、理想の厚さが見つかるでしょう。
迷ったときは事前に相談するのもおすすめです。制作会社の無料相談サービスがある場合は、ぜひ活用してください。
Tシャツの「オンス」についてよくある質問

オリジナルTシャツのオンスについて、よくある質問をまとめました。事前に疑問点を解消しておくとスムーズに制作ができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
Q1:ユニクロのTシャツは何オンス?
A:一般的な市販品のTシャツは5〜6オンス程度のものが多いです。ユニクロのような量販店のTシャツも、この範囲に入ることがほとんどでしょう。オリジナル制作なら、4オンスから9オンス以上まで幅広い選択肢があります。市販品よりも用途に合わせた細かい厚み選びができるのが、オリジナルTシャツの魅力です。
Q2:10オンスのTシャツはある?
A:9オンス前後が、Tシャツ素材としては最も厚いレベルになります。10オンス以上になると、スウェット素材に近い厚みになるため、一般的なTシャツとしてはあまり流通していません。極厚のTシャツを探しているなら、9オンス台が現実的な選択肢といえるでしょう。
Q3:夏でも厚手を着て大丈夫?
A:通気性の良い素材を選べば、夏でも厚手のTシャツは問題なく着られます。用途次第では、透けない安心感や高級感を優先して厚手を選ぶのも良い判断です。ただし、長時間屋外で着る場合や激しく動く場面では、暑さを感じる可能性もあります。使用シーンに合わせて判断しましょう。
Q4:プリントの仕上がりはオンス数で変わる?
A:厚手の生地の方が、プリントの発色が良く高級感が出やすい傾向があります。生地がしっかりしているとプリント面が安定し、デザインがより鮮明に表現されるでしょう。特に細かいデザインや写真プリントの場合、厚手を選ぶとクオリティの高い仕上がりになります。
Q5:厚みを直接見たいです!
A:実物を見て確認したい場合、サンプルの貸し出しをおこなっているか確認しましょう。EMIMOREでは3枚まで無料でサンプルを貸し出しているため、実際の厚みや色味、着心地を事前にチェックできます。
使用感に合わせた「オンス」で納得のオリジナルTシャツを作ろう
オンスはTシャツの厚みを表す重要な指標。 透けないTシャツを選ぶなら6オンス以上が安心です。用途や予算、着用シーンに合わせて最適なオンス数を選ぶことが、満足のいくTシャツ作りにつながります。
EMIMOREは、さまざまなオンスのTシャツを用意しています。素材感を確認するための貸し出しもおこなっていますので、安心して素材選びができますよ。また無料相談も受け付けているので、デザインや制作の流れなど不安な点があればお気軽にご相談ください。
一緒に思い出に残るTシャツを作りましょう!
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